大寝坊〜和田峠〜青根〜尾根幹
完全に目が覚めた。
時計を見た。6時。絶望。
何回繰り返しているのだろう。
最近は特に目覚まし時計の音が聞こえない。
止めた記憶もない。
本来の集合時刻は5:30
しかも自分が指定した時間。
なんとも情けない気持ちでいっぱいだが、
待たせている以上這ってでもいかねばならぬ。
自分への戒めも込めて高尾駅までペダリングを緩めることは許されない。
途中コンビニでウイダーゼリーを二本購入し、
さながらレース中の補給のように口に流し込みながら多摩川・浅川CRを走り高尾へ。
約1時間で到着。
森さん・荻野さんは大垂水峠を一本登ってコンビニにピットインした直後だったようだ。
荻野さんは仕事のためここで離脱。
ここからは森さんとのサシライド。
死ぬ覚悟はしてきた。
そのまま和田峠に向かう。
途中であきこさんたちのグループを発見。
パスして淡々と和田の麓を目指す。
和田峠自体厳しいが、このアプローチも地味に足にくる。
踏めちゃう勾配だからと無理をすると和田峠で地獄を見る。
ダンシングをおり混ぜてごまかしつつ下に到着。
#和田峠からこんにちは。
ここから普段ならTTだが、今日はゆるゆる。
久々の和田峠の試練に悶絶しながら登る。
特に新鮮味はないが、常に日陰の和田峠はやはり夏に最適。
涼しく快適で頂上へ。
すると見慣れたお三方が。
太田さん・福富さん・成松さんのELONGA勢!
久々にお話ができて楽しかった。
彼らはその後裏甲武へ行かれたよう。
我々も裏和田を下り南下。
森さんはかなり疲労が蓄積している様子で、苦しそう。
普段は森さんに殺される側なので、
こんなに弱った森さんを見るのはかなり新鮮。
当初の予定の雛鶴峠行きは断念し、青根・道志みち経由で帰還ルート。
途中「さと山」うどんにご案内し、
うどんと天丼で超回復。
森さんもかなり気に入ってくれたようで、
今度チームのみんなで食べに来たいねと。
うどん県のお隣の岡山で育ち、
小さい頃からうどんに親しんできた自分からしても、
ここのうどんは絶品。
麺のツヤとコシが特に素晴らしく、食感・喉越し共に最高のうどん。
しかも天丼のボリュームも抜群で素材にも妥協がない。
おそらく中の野菜は地元で取れたもので新鮮やさ独特の食感。
エビも大きい!
おしんこも絶妙な味付けでうどんと天丼に負けないクオリティ!
誰にでも教えてあげたくなる最高のうどん屋さん。
行きたい人はお声掛けください。
そして最後に、
森さんが今年1月に新しく立ち上げたサイクリングチーム『VIGORE』に自分も加えていただくことが決定。
平日休みになったこともあり、ELONGAの練習会に出られなくなったことや、
チームとしてTour de OKINAWAを共通目標にしていることが今後自分にとってのメリットと感じて入団を決意。
荻野さんが先に入団したことも大きな要因の一つで、
チームの雰囲気も互いに高め合う雰囲気に満ちていて楽しそう。
チームでレースを戦うのは初めてなのでこれから学ばなければいけないことは多いが、
チームに良い影響を与えられるように成長を目指していきたい。
まずは目覚まし時計を買い足して寝坊しないことから。