強くなりたい怠け者の自転車日記

主に自転車を通じて自分を見つめ直したりする場にしています。

マウンテンサイクリングin乗鞍 レース編

4:30起床 

朝風呂で温泉。

 

朝食は赤飯おにぎり一個、エネモチ一個、DNS一本、水500ml、レッドブル一本、2RUN一包み(前夜に一包み)。時間差で摂取。加えて会場で配られたアミノバイタルジェル2本をスタート15分前に摂取。

 

レース中の補給は以下。

ボトル一本(中身はグリーンダカラにCCDパウダーを混ぜたもの)

マグオン(カフェイン入り)二本

 

結局マグオンは手をつけなかった。

 

5:45出発

アップがてら会場までの2.3km 122m upをリュック背負って踏んで心拍を上げる。190bpm(最大心拍数は218bpm)くらいまで上げられたからよし!

 

マツモトさんたちと合流し、下山用荷物預けて整列。ちょっと遅くなっちゃったから真ん中よりも後ろに位置。

 

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スタート前にコシミズさんが良いカメラで撮ってくださっていた。この二枚はコシミズさんに気づく前。「スタートまであと5分あるのにみんななんでもっと楽な体勢で待たないんだろうー」って思ってる時w

 

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コシミズさんに気づいた。


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スタート!!!


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事前に下調べではスタート後、三本滝まではあまりペースを上げすぎずに激坂区間まで足を残しておく作戦だったが、思いの外周りのペースアップが早い。

 

整列した場所がかなり後ろだったので周りを使いつつ前に上がっていく。が、なかなかの渋滞。密集していてなかなか前に出られない。思えばここは少し勿体無かったな。前の方に並んでおけばもう少しタイムロスを減らせたはず。

 

しばらくしてガーミンを見ると操作ミスでラップを取ったつもりが停止状態だった。。。慌てて再開したがこれで正確な残り距離、タイムの情報を得るのは不可能となった。

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開始15分くらいで少し脚にきてる感じ。まあこれはヒルクライムではいつものことで、しばらく走り続ければ体が強度に慣れてきて脚も回り始める。問題は酸素。空気が薄いのはかなりきつく、肺が苦しくなってくる。もともと心肺機能が弱点なのでこれはかなりのダメージ。ガーミンではすでに190bpmを超えている。。。ローテ回そうとするが、ドロップする人が多すぎてうまく回らず早々に集団は崩壊。

 

切り替えて、三本滝まではできるだけ自分のペースで、周りに惑わされずに淡々と。前が離れても焦って踏まないようにして自分の得意な斜度のところで追いつく。コーナーのラインどりもできるだけ大外を周り、基本はシッティングで踏まずに内転筋・みぞおちを意識。富士ヒルと違って参加者もそこまで多くはないので自分と近い脚の集団が来ない・・・三本滝の手前で完全に1人に。

 

PC1三本滝駐車場に差し掛かったとき、ちょうど同行者のユウコさんを左側に発見し声をかけ、自分は先を急ぐ。知り合いをレース中に見つけると元気が出るね。後ろから見られてるんじゃないかと思うと自然と脚も回り始める。

 

ついに激坂区間に突入。普段と全く同じ締め具合なのにガーミンの心拍センサーがやたらきつく感じる。AIRFIT買っておけば良かったなあと後悔しながらベルトを緩めようとするがうまくいかず、とりあえずジッパーだけ開けて走る。なんの解決にもなってないけどw このあたりでスタート後に飛んで行った人たちが落ちてき始め、これをパスしていく。心底ついていかなくてよかったなとw

 

激坂区間はダンシングを多用し、呼吸を整えて心拍数を下げる。この辺りから苦しすぎて心が折れそうになる。。。「もう、サイクリングにしちゃおうかな」「富士ヒルより1キロ増えちゃったしな」「そもそもマウンテン”サイクリング”って名前じゃん!サイクリングじゃん!」心の中の弱い部分が語りかけてくるようだった。実際この区間は少しペダリングが緩んでいたような感じ。今思えばここで頑張り過ぎなかったことが後半に活きてきたのかもしれない。それでも、この区間で誰にも抜かれることはなくレース終盤に向けての準備ができた。

 

そんなこんなで(辛すぎて記憶がない)、PC2位ヶ原に到達。ここで沖縄の補給対策のため、紙コップのドリンク補給を受けてみることに。早めに左に寄って、早めに腕を伸ばしアピール。受け取る時はできるだけ衝撃を殺すように腕を後ろに引きながらキャッチ。意外とこぼさずに受け取れた。スピードが遅いってのもあるけど。。。

 

そして飲み終えたコップをゴミ袋に向けてぶん投げる!(スタッフさんは適当に捨てていいって言ってたけど。)するとぶん投げた紙コップは見事に袋の中にゴール!!!!

歓喜の瞬間。これでテンションが上がったのか、脚が急に軽くなる。回る。一気にここからペースアップし、快進撃(当社比)。前をどんどんパスし、ヨロヨロしてる人に「頑張りましょう」「景色綺麗ですね!」とか声をかけながら残り3キロ地点。これも効果があって、「頑張りましょう」って言ってる本人が瀕死の状態ではカッコ悪いので必然的に気が引き締まり、頑張れるという仕組み。

 

カーブのたびにいるスタッフさんたちの「頑張ってください」にも全てに「ありがとうございます!」と返事。いくら苦しいとはいえ応援してもらって無反応はスタッフさんも寂しいもんね。スタッフさんあっての僕らの趣味。また手伝おうって思えるように会釈だけでもできるように。

 

そんなこんなでそろそろブーストモードも終わりが近い。ここからは(も)自分との勝負。正確なタイムはわからないが、どうやらここから耐えれば75分くらいでまとめられそうだ。カメラマンがたくさんいるのでジッパーを締め直し、ゴールに備える。

 

最後の直線に差し掛かると若干の向かい風。今にも終わりそうな脚を誤魔化し誤魔化し残り300メートルで最後のフルもがきスプリント開始。触発されたのか前の人もこちらをチラ見してスプリント開始。競り合いながらもゴール手前で道幅が半分になって危険なので先着は譲ってあげた。そこまでで振り切れてない自分が悪いということでw

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気になるタイムは1:12:18

富士ヒルと大体同じくらいになると聞いていたので、1キロ増の体と最近の練習メニュー(ヒルクライム練が少なかった)を考えるとまあこんなもんだろう。初めての参加で、フルコース走ったのも初めてなので今年を参考タイムにして、機材が新しくなる来年はもっと体も絞って65分を目標にしよう。(ヒルクライマーではないんだけどなあ)


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心拍、、、やべえ。
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上は快晴で景色が最高。


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某氏の彼女さんともパシャり。


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チームメイトのコシミズさん。


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母校、岡山城東高校の先輩なマイコさん。

手はJOTOのJを表しているらしいです。

 


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今回のレースで大変お世話になった方々。

この二日間この方々のおかげで本当に楽しく、乗鞍岳を満喫できました。

MIVROマツモトさんは富士ヒルに続き乗鞍でも自分とほぼ同じタイム。

今後は練習でもお世話になって、バチバチやっていければと思います。


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 この山菜きのこそばが絶品。

疲れた体に染み渡るおいしさでした。