強くなりたい怠け者の自転車日記

主に自転車を通じて自分を見つめ直したりする場にしています。

2020峠祭り

 

 

年が明けて卒論も佳境へ。ギリギリに書き終えなんとか提出。その後は怒涛のテストラッシュ。全てをギリギリですり抜けやっと解放!!

 

最後のテストを受けた翌日は毎年恒例伊豆の峠祭りへ。

思い立ってカサケンと自走するも小田原手前でタイムアップし、輪行で集合場所三島へ。

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長い距離を丸一日かけてゆったり走るのはいつぶりだっただろう。サイクリング部を途中でやめた自分に声をかけてくれる現役部員たちに感謝。そして何代も上の先輩が相変わらず1番元気、、、

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大学一年の時、初めて山に連れて行ってくれた先輩FGOさんとツーショット

 

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恒例のやつ

 

少し物足りなかったので、最後は薄暗いループ橋を1人ガガっと登って天城峠を目指す。登っているうちにすっかり日も暮れ気温も下がるが、心拍はマックスに近い状態。心が折れそうになるが、沖縄を思い浮かべて踏み直す。これができたのがかなりでかい。

 

 

三島までも40km/hベースでひた走り、先輩にラーメン奢ってもらって終了。学生生活最後の峠祭りが1番過酷だったが楽しかった。

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何よりも、部活を途中で辞めても誘ってもらえることがとても幸せだと改めて実感。

四年間お世話になりました。

12月まとめ

沖縄が終わってからと言うもの、毎週夜尾根幹練の後ににんにくやに行く始末。

これが激うま。

 

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もともとそんなにラーメンが好きなわけではないのだが、ここは別格。正直他のラーメン屋に行ってもうまいと思えなくなってしまった。

 

増えた食事に減る練習。卒論に追い詰められだんだん乗れる時間も心の余裕もなくなっていく。そんな年末でした。

ツールドおきなわ レース編

3:45起床。

おにぎりを2個食べて、トイレを済ませて熱めのシャワー。これは今年一年通してのレース前のルーティーン。

 

4:15宿を出発。

 

6:00過ぎにおくまリゾートに到着し、バイクを受け取り、朝ごはん。バナナ二本とエネモチ2個、鯛焼き一個。手荷物を預け、道の駅国頭へ移動。

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AIRFIT入ってる。

 

スタート地点の道の駅国頭に着くともうバイクの整列が始まっていて、自分もすぐさま並べる。見ると目の前に見たことあるカレラのバイクが。偶然にもにっしーさんの真後ろに並んだ。

 

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【補給のお話】

今回の補給はこれと、粉飴とBCAAを混ぜたドリンク一本、BCAAのみのドリンクを一本。脚攣りが怖いと聞いていたのでレース中も2RUNを2包分ビブの裾に忍ばせておく。

 

 

スタート地点メモ

道の駅国頭にはトイレが二箇所。横にファミマもあり。ゴミ箱あり。

手荷物を預ける場所はおくまリゾートと道の駅国頭の二箇所。

 

この日は朝寒かったので防寒着を荷物預けのギリギリまで着ておくべきだった。

 

それと、前日にバイクを預けていたのでスタート前にアップをすることができなかった。例年、一本目の普久川はそこまでペースが上がらず二本目でペースが上がると聞いていたので、一本目で徐々に上げていけばいいかくらいに思っていた。

 

スタート前はにっしーさんやだいきさんと談笑しつつ、緊張もあまりせず過ごせていた。知り合いに会えると緊張がほぐれるのでかなり良い。

 

210kmの選手が通り過ぎたあと、いよいよ140kmがスタート。300人の集団で普久川を上り始める。平地区間であまり頑張って位置取りをしなかったため、位置的には真ん中から少し後ろくらいで上り始め、上りながらポジションを上げていくつもりだった。

 

が、何かおかしい。予想以上にキツい。脚ではない。心肺がキツい。後に聞いた話では例年とは逆に今年は一本目の方がペースが上がっていたらしい。もともと長い登りが苦手なのに加えて、アップをしていない自分にとってこの展開はかなりやばい。なんとか食らいつくも、上りの中盤くらいで先頭から千切れ、早速ヘロヘロで下り区間へ。

 

ちぎれた人たちの中では下りは速い方だったので一人ぼっちに。いつしか下りも終わり、海沿いのアップダウン区間に突入。一人でここをこなすのは不可能なので後ろを待つ。良い感じの集団が後ろから来たので乗車。ローテに加わろうとするも登り返しで勢い余って飛び出してしまい、「あいつ何も考えてないな」と言う声が聞こえ、怒られる。自分としては前を追いかける気満々で走ろうとしたのだが、その集団は完走が目的のようだった。それくらいのことしか感じ取れない自分はやはり何もわかっていないのだろう。この辺りは長距離レースの経験不足と勉強不足でしかないので、これから学んでいこう。

 

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この辺りから恒例の股間の痺れが始まり、ダンシングでごまかしながら補給を取りつつグルペットで淡々と奥の上りをこなし、二本目の普久川へ。この辺りで左脹脛に違和感を感じ始める。

 

普久川の途中で100kmマスターズの先頭が追いついてくる。追い抜かれながら「松尾頑張れ!」と声が聞こえる。ヤマシタさん!先頭集団で普久川をこなしてる!やはり今年1番気合入れて練習してた人は違う!しかも声をかける余裕まだあるとは。チームメイトのこう言う声かけをいただくとまた気合が入る。ありがとうございます。

 

グルペットも普久川では多少ペースが上がり苦しいが、なんとか最後尾で上りをクリアし、長い下り区間へ。この下りはあまり無理をせず、安全に下ることを意識しているとグルペットの先頭の方は先に行ってしまった。それでも周りにはたくさん人がいたのでまとまって走る。そしてアップダウンでチャリダーの人やキナンジャージの関西弁の人に話しかけられる。なんかよく話しかけられる日だなぁと思いながらローテ。

 

学校坂に突入するとキナンジャージ関西弁兄ちゃんが「アカンアカンアカン、攣った。ごめんねー!」と言い残し消えていった。下り区間で回復してアップダウンでダンシングも交えて休んでいたため足は回復してきていたが、後半のことも考え抑え気味に上る。しかしキナン兄ちゃんの脚釣りとほぼ同時くらいにグルペットが空中分解しまた一人に。メイン集団から遅れたメンバーの中では脚が残っていた方ということは、やはりアップ不足だったということだろうか、、、とはいえ今のレベルでは普久川の1回目のペースにはついていけないことは間違い無いのだが。

 

アップダウンをひたすら越えていくが前にいる人たちもみんなゾンビ。自分も少し動けるだけのゾンビ。協力できそうな人は全くいない。

 

しばらくして100km?の第二集団?が来て良い感じだったのでこっそり後ろに張り付きそのまま羽地まで。カテゴリーが違うのでローテには参加せず、コミッセールに怒られない程度に後ろをヒラヒラ走る。常に攣りそうな太腿やふくらはぎをぶっ叩いて食らいつく。そしてついに見えた。最後の上り羽地ダム。前日の試走でサトウさんが「本番で130km走った後にこの上りを見ると絶望する。」と言っていたが、「最後の上り」ということを考えると本当に救われたような気持ちがした。羽地手前でボトルが空になり一本捨てる。一本はお土産に。そして上りに入る。ここが正念場!(本当は普久川が正念場だったけど、、、)

 

ボトルが無くなったからか羽地の上りが意外と余裕、、、にっしーさんも言ってたように、自分ももしかしたらスロースターターなのかもしれない。よく考えると今まで出たヒルクライムレースでも前半苦しくて後半脚が回り始めることの方が多かったような。にしても遅すぎるけどw

 

または普久川より羽地の方が得意なプロフィールなのかもしれない。まだ自分の走りの特徴を理解し切れていない。この辺はまたしっかり分析して来年のトレーニングに取り入れていく必要がある。

 

落ちてくる選手たちをどんどんパスし、トンネルで息を整える。羽地の最後のアップダウンも余裕がありそうだったので後ろを振り払いシッティングとダンシングを織り混ぜて突き放す。

 

いよいよ下りに入るというところで仕事を終えて落ちてきたチャリダーの選手に話しかけられる。これに答えてしまったのは間違いだった。2,3言話しているうちに上りでちぎった選手たちが距離を詰めてくる。せっかく上りを頑張ったのに何やってんだ、、、チャリダーにサヨナラを告げて全力で下る。

 

ここからは下りと平坦、イオン坂、ゴール前の平坦!一人で行くか少し迷いながらも1人を決心。単独の下りは苦手ではないので差をつけ、下りきって左折。しかしこのコーナーでチキって失速。反対車線まで使えるのを忘れていたので、減速しすぎた。(レース慣れが足りない)

 

後ろをチラ見するとまだそんなに距離は詰まってない。独走の時はTTフォームに限る!できるだけ体を低くして空気抵抗を減らす。clx40の助けもあり、かなり快調。後ろをチラ見すると追走が集団になっている、、、ジリジリ差が詰まる。少なくともさっきまで後ろから追ってきていた人は同じカテゴリー。集団効果で彼に負けるのはシャクなので脚を緩め集団に合流することに。

 

その集団は140kmマスターズの第二集団だったらしく、コミッセールがいるので少し離れて後ろをひらひら。案の定ここに同カテゴリーが3人いた。第二集団は牽制中らしくペースが上がらずだが、脚が限界を突破してるので飛び出さず後ろで観戦。

 

ゴール前100メートルくらいから彼らはスプリント開始。うおーすげー!とか言ってたら後ろからさらに追走のRoppongi Express福田さんたちがスプリント。トップと言われる人たちのスプリントを目の当たりにして感銘を受けながら自分たちもゴール。やっとおわった。

 

ゴール後はひたすら悔しくて沈んでたけど、にっしーさんやだいきさんの結果を聞いて嬉しくなった。やっぱりコンスタントに自分の弱点に向き合える人は強い(あたりまえ) 。2人とも自転車歴は自分と同じくらいだけど桁違いに強い。自分との違いはやはり上りの強さ。この2人は本当に尊敬。そしてそんな人たちといつも走らせてもらえていることに感謝。

 

ゴール後は身体中が痛く、辛く、しばらく立たなかった。やっとの思いで立ち上がり、反省を込めて宿まで自走で帰って宴会!半年間禁酒してきて、さらに140kmレースした後のオリオンビールはめちゃくちゃ美味しかったけど半分飲んだだけで頭がグルグル。こりゃすげぇ。

 

というわけで、シーズンが終了。

セアフェスのエンデューロが終わったらシーズンを振り返って来年の課題を考えよう。
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ツールドおきなわ レース前

いよいよ今年最後のレースTour de Okinawa

 

2週間前に宅建試験があり10月前半はあまり乗り込まず、試験後に乗り込もうと思っていたら風邪を引き、完全な調整不足だったが、なんとか走り切りました。

 

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パッキングして金曜の夕方入りで沖縄へ!

 

宿や航空券、レンタカーの手配はヤマシタさんが全てやってくださり、自分は金魚のフンのようについていくだけ。本当に助かりました。

 

那覇空港到着後レンタカーを受け取り高速を使って名護へ。沖縄のお店は夜閉まるのが早い。晩飯になかなかありつけず苦労した。

 

翌朝、受付前に羽地ダムの上りを試走。

チームメイトの方々、わがままを聞いてくださってありがとうございました。


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海岸沿いが綺麗すぎた。


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ここが羽地。


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でかいトカゲが出るのか!?

 

 

試走後一旦宿に戻り、しばしゆっくり散歩。海が良すぎる。


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お昼ご飯はもちろんソーキソバ。肉がでかい。


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受付を済ませ、バイクを預けて21:30には就寝。

東京ヒルクライム HINOHARAステージ

実は自転車を始めた大学一年の時に初めて登った1000m級の山が都民の森・風張峠だった。あの時は大学のサイクリング部の先輩たちに連れて行ってもらった。タイムなんか知らない!とにかく登り切ることが全てというものだったが、自転車を始めて半年のじぶんにとってはトラウマになる程辛いライドだった。でも、また山に登りたいと思えるようなヒルクライムの楽しさを初めて体験したライドでもあった。

 

その後、あのコースを使ったヒルクライムレースが存在することを知った。レースなんてとてもじゃないけど自分が出られる訳がないと思いながらも、あれから3年間ずっと心の片隅にそのレースに対する憧れは存在していた。

 

学生生活最後の年となる今年、ついにHINOHARAステージにエントリーし、NARIKIステージ・富士ヒル・乗鞍を経て準備してきた。1年生のときから何度も登ってきた山をレースで走れるのはそれは楽しみで、自分はクライマーではないと分かっていながらも上を目指したい気持ちがあった。

 

直前のライドから調子がいいことは分かっていた。勝てなくとも、クライマーたちにギリギリついていくことはできる状態までもってこれていて、もちろん緩斜面ではしっかり自分の走りができるようにも。

 

機材もclx40の導入や、S-WORKS 7シューズをゲットし抜かりはない。(つもりだった)←意味深

 

東工大自転車競技部の後輩アオヤマ(ツールド美ヶ原年代別優勝者)と行った試走でのタイムは都民の森までが50:55で、今年の成長が数字にも現れていた。

(彼には4,5分ほどの差をつけられたけど)

 

 

レース当日、自走でのアプローチのため早起き。のつもりが30分寝坊して家を出る予定の時間に起床。急いで支度して家を出る。早朝の武蔵小金井駅前を通り五日市街道に入る。早朝とは言っても世間では華金の延長な時間で、駅前で酔い潰れてゲロってる姉ちゃんを横目に自分はこんな時間に何してるんだろうなんて考える。

 

睦橋手前でカサケン、五日市駅前のセブンでジュンペークンと合流しスタート地点へ。スタート手前でマスクつけてアップ中のオギノさんとスライド。

 

交通規制開始と同時に場所取り。早すぎて第一ウェーブの前から2番目に位置取ることに成功するも、強豪たちを目の前にチキる。そして実はこのタイミングで、壁に立てかけていたバイクを動かす際に、落石防止網のついた壁から飛び出していたボルトに気づかず後輪をぶつけてしまい、傷をつけてしまった。クラックではなかったのだがショックと不安材料を作ってしまった点で後に響いてくる1つ目の大きな失敗となった。

 

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スタートのアナウンスとともにパレード開始。第一ウェーブの先導をしてくれているヴェントスフレッチャのオヌキくんは知り合いなのでなんだか心強い。

 

T字路を過ぎてアクチュアルスタート。ここからローテーション開始でもちろん先頭付近にいた自分たちもローテーションに加わることに。正直テンションが上がってしまってそこまで強いわけでもないのに前に出過ぎてしまった。一緒に回っていたオギノさんはこの大会に賭けていたので、自分としてはオギノさんには力を温存してもらって、代わりに自分が多めに牽くつもりで回った。が、オギノさんにうまく伝わっていなかったらしくオギノさんも前に出まくっていた。これが2つ目のミス。

 

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写真写りだけはよかった。

 

そのまましばらく先頭交代に参加し、上川乗通過。ここで先頭に出ると勢い余って後ろとの差が開いてしまった。何を思ったのかそのまま飛び出す自分。今考えると全く意味がわからない。しばらく何故か全開で踏むが当然集団に吸収され万事休す。この意味わからん行動によってこのレースは終わったも同然。

 

そのまま先頭集団の最後尾まで下がり、ギリギリちぎらずとどまる。が、アップダウンがかなり足にくる。しかも先頭と距離があるのでインターバルもきつい。途中で中切れ発生するがジャンプする足はない。第二集団後方で耐えながら料金所の近くへ。ここでドライブトレインのどこからか異音が。周期的にカチッカチッと鳴っている。心当たりは、スタート前にぶつけたホイール。終わった。ホイールが割れたか。と諦め、バイクを降りる。

 

しかしホイールをチェックしてみても異常箇所はない。と、その時第二ウェーブの先頭集団がパスしていく。先頭を牽く天照のみなヲさんが「まつおさーん大丈夫ですかー!」と叫びながら通り過ぎていく。先頭をあの速度で牽きながら話す余裕もあるのか、、、半端ねぇ。

 

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脚が終わった上にメカトラ疑惑でストップで完全にレースは終了。あとは出し切るだけ。ヘナチョコスプリントでゴール。

 

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準備からレース運びまでどれを取ってもミスだらけの散々な結果でした。

秩父宮杯

サトウさんに誘われて初めてのロードレースな秩父宮杯に出場

 

まず、直前の木曜日にマツモトさんと試走。全力に近いペースで3周。2つの登りがキツイ。特に1つ目は自分が苦手なタイプの少し斜度がキツイ坂。「ここが勝負どころだ」と意見が一致。

 

この試走のダメージを引きずったままその日の夜に夜尾根幹練。これも結構アゲアゲで回復走にはならなかった。

 

金曜日は津久井のゼブへ。これもまたなかなかのペースだったので疲労を上塗り。

 

土曜日は丸一日ゴロゴロして回復を促す。気づいたら昼寝を5時間以上してしまった、、、

 

カーボローディングと称して昼に食パン二枚(昼前に起きた)、夜はオリジナルでオクラ納豆キムチぶっかけうどんうどんを2玉食べた。最近ネバネバな食べ物にはまってて特にオクラはお気に入り。オクラのトゲトゲの取り方がわからなくてばあちゃんに電話したけどね📞

 

倉敷の実家ではじいちゃんとばあちゃんが畑やってるおかげで東京に出てくるまでは毎日その日とれた野菜をこれでもかと食ってた。今考えるとすっごい贅沢な生活だったなあ。全部無農薬で超うまい!

 

それから自転車の調整や諸々準備してダラダラしてたら結局寝るのが2時くらいになってしまって、夜の睡眠時間は2時間半、、、昼間寝ててよかった。

 

さて、ここからは当日。4:45起床。トイレしてシャワーを浴びて着替えて空気入れて、5:20に家を出る。チームメイトのシライシさんとの待ち合わせは5:50なので10分前くらいに着いておくイメージ。

 

集合場所のコンビニで朝ごはんとドリンクを調達。赤飯おにぎり2個、梅おにぎり1個、レッドブル1本、ヴァームゼリー1本、グリーンダカラ2本、カフェラテ1杯。

 

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出走が10時なのでご飯はまだ食べないでおく。シライシさんとちゃんとお話しするのも初めてな気がするので、色んな話が出来て楽しい車内だった。前々から感じていたが、自分にかなりストイックな方で、隊長って感じ。

 

受付会場にはかなりに余裕を時間を持って到着。受付会場とスタート地点が離れているのとカテゴリーによってスタート場所が分かれているので、他のレースのような大混雑のカオスさはない。しかもそこにいるのはエリートやその他上級カテゴリーのみなので、イベント特有のワイワイした感じもなく、粛々と準備を進める雰囲気。

 

これがロードレース の雰囲気かぁと初めてのロードレース の雰囲気をかみしめつつ、だんだんと緊張感が増してくる。ゼッケンにスポンサー入ってるのもなんかかっこいい。


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緊張感と、高揚感でハイになりそうなのを抑え、冷静を保てるように努力する。(こんなこと思ってる時点で冷静ではないんだけどね)


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チームでパシャり。

台風が来るっていってたのに蓋を開けてみればピーカン。暑い。レース中はボトル一本なので出来るだけ出走前に水分補給をしておく。加えて出走30分前にマグオン1本とDNS1本、受付でもらったOS-1ゼリーを摂取。パレードスタート直前に追加でマグオン1本。摂取しすぎな気がするが、レースだしまぁいいかと。

 

エリート、高校生上級、一般上級の順にパレードスタート。ゆっくりと進みながらなるべく右側をキープするように心がけるも、気づけばいつのまにか集団の真ん中や左側へ追いやられている。この辺りの動きがオダギさんやダイスケさん、サトさんは上手だった。

 

パレードが終わり、アクチュアルスタート地点に着いた時の位置は自分以外は集団最前列と二、三列目の右端に分かれていて、自分は三列目の左端から2番目という微妙な位置。すでに経験不足感が滲み出ている、、、アクチュアルスタートは各カテゴリー間を1分差で行われた。これ、もっと間空けたほうがいいと思う。理由は後ほど。

 

アクチュアルスタート後、前の人がペダルのキャッチに手間取っているうちにポジションを上げ、サトさんの後ろについた。一般上級は一周10kmちょいのコースを3周半で、上りセクションを4回含んでいるので、スタート後すぐ上りが始まる。試走の時はかなりヒイヒイ言いながら登ったこのセクションも、集団効果である程度は楽に登れたが、ここで右からオダギサンが一気に前に出て来てペースを上げる。ふるい落としが始まった:;(∩´﹏`∩);:

 

1本目の上りは先頭で入って真ん中より少し前で上り終えた。テクニカルな下りに入ると目の前の走者がタイヤを滑らせまくってる、、、早くも死ぬかと思ったが、なんとか耐えて復帰する前走者。勘弁してくれ、、、2本目の短い上りもそのまま流れでこなし、平坦区間へ。

 

また集団は大きいままでコーナーが連続する区間も横に広がったまま突っ込んでいく。こ、こわい、、、幸いみんなある程度技術がある人たちばかりなので平坦のコーナーは特に接触なくクリア。この周回の平坦区間でサトさんが集団前方に上がってくる。オダギさんも自分の少し前に。

 

2回目の上りセクション。ここも先頭付近で入り、ポジションを少し下げながらも真ん中より前で上りきる。そして下り。2回目の上りということもあり、集団は少しスリムになってきて、下りもほぼ一列で下っていた。下りセクションで1番危険な香りがプンプンしていたコーナーで「落車!」という声が前から聞こえ、減速。ちょうどブラインドのコーナーの先で落車発生。よく見るとコケてる3人の中にサトさんの姿が!!あと5秒早く下ってたら自分も吹っ飛んでた。立ち上がろうとしてるところまで見えたので一安心し、落車によって分断された先頭を追う。テクニカルな下りの間に追いつかないと死ぬと思ったので踏み踏み。なんとか登り返しの前にドッキング成功。

 

この周回の平坦区間、ゴール地点付近からにっしーさんと横並びに。危険な人物について情報共有し、協力。やはりレース中でも知ってる人に出会うと落ち着けるし元気が出る。

 

そのまま和銅大橋までの区間、ひょんな流れから先頭に飛び出てしまい、前を牽く羽目に。テキトーに牽いて交代するもどこから集団の中に入ればいいかわからず左側からズルズルとポジションを下げてしまう。和銅大橋入口の交差点コーナー後、後ろが少し離れた隙に集団の中に復帰し、タイミングを見計らってまた右側へ少しずつズレていく。そんな中で1分前を走る高校生上級の集団に追いつき吸収。巨大な集団が出来上がってしまいカオスな状態に。

 

そして3度目の上りセクションを迎える。左側に高校生の集団、右側に一般上級の集団なので必然的に集団の右側で上りセクションに入る。今回も作戦通り集団の先頭付近で上り始める。ここで左脚ふくらはぎからハムストリングにかけて違和感!!攣りそうだ!!!初めてレース中に攣りそうになった、、、あと一周を残してこれはまずいと思いペースダウン。下りでなんとか追いつくようにという考えだったがこれもまた甘かった。ここで踏ん張れなかったのが後々効いてきてる気がする。

 

1つ目の上りを終えると周りには出涸らしになった人しかいなく、前も結構離れてしまっていた。焦りながら下り、登り返しの前に高校生のメイン集団からこぼれてきた子達を何人かパスし、2つ目の上りをゴリゴリ登ってまた下り。前が遠い、、、

 

すでに単独では到底無理な距離が開いてしまっていて諦めかけたその時、後ろから同じカテゴリーのおじさん2人と高校生1人?がいいペースで来たので混ぜてもらい、協力して前を追う。なんとかゴール地点の先の連続カーブで減速した先頭集団に追いつき、一命をとりとめた。

 

とりあえず集団後方で休んでいると、移動審判からクラクションを鳴らされ「高校生と走らないで!」とお叱り。いや、集団がドッキングしてるんだからそんなの不可能だろ、、、仕方がないので二股に分かれる上りのところで右車線から一気に先頭に出て、タイミングを見ながら元の集団に潜り込む。今思えばこれも無駄な脚を使った感があるなぁ。

 

最後の上りセクションまではできるだけ後ろで脚を休める。和銅大橋入口からの直線区間でイノウエレーシングやミヴロが右から上がって来るのが見え、それに連動してオダギさんがポジションを上げていく。自分もそれに続き集団前方にポジションを上げ、ダイスケさんの真後ろで上りに入る。

 

上り始めは思ったより軽く、もしかしてからいけるんじゃね?と思ってしまうほど脚が回っていたが、最後に脚を残しておかないといけないという気持ちもあり、全開で踏まないほうがいいんじゃないかとモヤモヤ考えながら1つ目の葛折りへ。ここがかなりキツイのだが、行こうと思えばいけないこともない。

 

しかしどっちつかずな気持ちで走っていたのでポジションはどんどん下り、そうこうしているうちにかなり脚がきつくなってきた。ここで自分のレースは終了。見事に集団から千切れ去り、単独で下り、登り返し、最後の下りを走り、下りきったところで前を走る何人かをパスしてゴール前へ。ここでも出涸らし状態の何人かをヘナチョコスプリントでかわし、ゴール。

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あまりのキツさと、あまりに千切れたおかげで本当に今の周回でレースが終わったのか?と不安になりキョロキョロ。迷子状態。すると前に見知ったジャージが待っていてくれたのでレース終了を再確認。

 

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リザルトは目も当てられない、、、

完走者52人中25位

トップとは46秒差というクソっぷり。

 

チームメイト成績

オダギさん12位

ダイスケさん21位

サトさんDNF

シライシさんDNF

 

初めてのロードレースで落車なく終われたこと、それなりに動いたこと、雰囲気を知れ、チームメイトの動きをよく見ることができたという点においてかなり大きな経験だった。

 

さらに、自分に足りないスキルの再確認もでき、実り多いレースだったと言える。具体的に言えば、ポジション取りのスキル不足、レース展開を読む力の不足、長い上りでタレないフィジカルと最後の勝負所に脚を残せるペダリング技術の習得、踏ん張りどころで耐えるメンタル、、、ロードレースで勝つにはかなり多くの要素、特にフィジカルはもちろんのことそれを活かすレース運びの仕方を学ぶ必要があると強く感じるレースだった。

 

おきなわでは今回よりも長いコース、長い上りが含まれるので、上に挙げた弱点を克服しなければ何もできずに終わってしまうことは明白。チームの先輩たちからこれからも多くのことを学んで、さらにレベルアップしていきたい。

 


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いつもお世話になっているミヴロのマツモトさんは一般初級クラスで2位と好成績。さすがです。
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こちらもいつもお世話になっているユウコさんとマイコさん。3週間連続のレースをもろともせずの健闘ぶり。こちらもさすがです。

 

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腹ペコ状態でピットインしたわらじカツのお店。最高に美味かった。

 

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また思いついたことや思い出したことあれば加筆修正します。

マウンテンサイクリングin乗鞍 レース編

4:30起床 

朝風呂で温泉。

 

朝食は赤飯おにぎり一個、エネモチ一個、DNS一本、水500ml、レッドブル一本、2RUN一包み(前夜に一包み)。時間差で摂取。加えて会場で配られたアミノバイタルジェル2本をスタート15分前に摂取。

 

レース中の補給は以下。

ボトル一本(中身はグリーンダカラにCCDパウダーを混ぜたもの)

マグオン(カフェイン入り)二本

 

結局マグオンは手をつけなかった。

 

5:45出発

アップがてら会場までの2.3km 122m upをリュック背負って踏んで心拍を上げる。190bpm(最大心拍数は218bpm)くらいまで上げられたからよし!

 

マツモトさんたちと合流し、下山用荷物預けて整列。ちょっと遅くなっちゃったから真ん中よりも後ろに位置。

 

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スタート前にコシミズさんが良いカメラで撮ってくださっていた。この二枚はコシミズさんに気づく前。「スタートまであと5分あるのにみんななんでもっと楽な体勢で待たないんだろうー」って思ってる時w

 

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コシミズさんに気づいた。


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スタート!!!


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事前に下調べではスタート後、三本滝まではあまりペースを上げすぎずに激坂区間まで足を残しておく作戦だったが、思いの外周りのペースアップが早い。

 

整列した場所がかなり後ろだったので周りを使いつつ前に上がっていく。が、なかなかの渋滞。密集していてなかなか前に出られない。思えばここは少し勿体無かったな。前の方に並んでおけばもう少しタイムロスを減らせたはず。

 

しばらくしてガーミンを見ると操作ミスでラップを取ったつもりが停止状態だった。。。慌てて再開したがこれで正確な残り距離、タイムの情報を得るのは不可能となった。

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開始15分くらいで少し脚にきてる感じ。まあこれはヒルクライムではいつものことで、しばらく走り続ければ体が強度に慣れてきて脚も回り始める。問題は酸素。空気が薄いのはかなりきつく、肺が苦しくなってくる。もともと心肺機能が弱点なのでこれはかなりのダメージ。ガーミンではすでに190bpmを超えている。。。ローテ回そうとするが、ドロップする人が多すぎてうまく回らず早々に集団は崩壊。

 

切り替えて、三本滝まではできるだけ自分のペースで、周りに惑わされずに淡々と。前が離れても焦って踏まないようにして自分の得意な斜度のところで追いつく。コーナーのラインどりもできるだけ大外を周り、基本はシッティングで踏まずに内転筋・みぞおちを意識。富士ヒルと違って参加者もそこまで多くはないので自分と近い脚の集団が来ない・・・三本滝の手前で完全に1人に。

 

PC1三本滝駐車場に差し掛かったとき、ちょうど同行者のユウコさんを左側に発見し声をかけ、自分は先を急ぐ。知り合いをレース中に見つけると元気が出るね。後ろから見られてるんじゃないかと思うと自然と脚も回り始める。

 

ついに激坂区間に突入。普段と全く同じ締め具合なのにガーミンの心拍センサーがやたらきつく感じる。AIRFIT買っておけば良かったなあと後悔しながらベルトを緩めようとするがうまくいかず、とりあえずジッパーだけ開けて走る。なんの解決にもなってないけどw このあたりでスタート後に飛んで行った人たちが落ちてき始め、これをパスしていく。心底ついていかなくてよかったなとw

 

激坂区間はダンシングを多用し、呼吸を整えて心拍数を下げる。この辺りから苦しすぎて心が折れそうになる。。。「もう、サイクリングにしちゃおうかな」「富士ヒルより1キロ増えちゃったしな」「そもそもマウンテン”サイクリング”って名前じゃん!サイクリングじゃん!」心の中の弱い部分が語りかけてくるようだった。実際この区間は少しペダリングが緩んでいたような感じ。今思えばここで頑張り過ぎなかったことが後半に活きてきたのかもしれない。それでも、この区間で誰にも抜かれることはなくレース終盤に向けての準備ができた。

 

そんなこんなで(辛すぎて記憶がない)、PC2位ヶ原に到達。ここで沖縄の補給対策のため、紙コップのドリンク補給を受けてみることに。早めに左に寄って、早めに腕を伸ばしアピール。受け取る時はできるだけ衝撃を殺すように腕を後ろに引きながらキャッチ。意外とこぼさずに受け取れた。スピードが遅いってのもあるけど。。。

 

そして飲み終えたコップをゴミ袋に向けてぶん投げる!(スタッフさんは適当に捨てていいって言ってたけど。)するとぶん投げた紙コップは見事に袋の中にゴール!!!!

歓喜の瞬間。これでテンションが上がったのか、脚が急に軽くなる。回る。一気にここからペースアップし、快進撃(当社比)。前をどんどんパスし、ヨロヨロしてる人に「頑張りましょう」「景色綺麗ですね!」とか声をかけながら残り3キロ地点。これも効果があって、「頑張りましょう」って言ってる本人が瀕死の状態ではカッコ悪いので必然的に気が引き締まり、頑張れるという仕組み。

 

カーブのたびにいるスタッフさんたちの「頑張ってください」にも全てに「ありがとうございます!」と返事。いくら苦しいとはいえ応援してもらって無反応はスタッフさんも寂しいもんね。スタッフさんあっての僕らの趣味。また手伝おうって思えるように会釈だけでもできるように。

 

そんなこんなでそろそろブーストモードも終わりが近い。ここからは(も)自分との勝負。正確なタイムはわからないが、どうやらここから耐えれば75分くらいでまとめられそうだ。カメラマンがたくさんいるのでジッパーを締め直し、ゴールに備える。

 

最後の直線に差し掛かると若干の向かい風。今にも終わりそうな脚を誤魔化し誤魔化し残り300メートルで最後のフルもがきスプリント開始。触発されたのか前の人もこちらをチラ見してスプリント開始。競り合いながらもゴール手前で道幅が半分になって危険なので先着は譲ってあげた。そこまでで振り切れてない自分が悪いということでw

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気になるタイムは1:12:18

富士ヒルと大体同じくらいになると聞いていたので、1キロ増の体と最近の練習メニュー(ヒルクライム練が少なかった)を考えるとまあこんなもんだろう。初めての参加で、フルコース走ったのも初めてなので今年を参考タイムにして、機材が新しくなる来年はもっと体も絞って65分を目標にしよう。(ヒルクライマーではないんだけどなあ)


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心拍、、、やべえ。
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上は快晴で景色が最高。


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某氏の彼女さんともパシャり。


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チームメイトのコシミズさん。


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母校、岡山城東高校の先輩なマイコさん。

手はJOTOのJを表しているらしいです。

 


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今回のレースで大変お世話になった方々。

この二日間この方々のおかげで本当に楽しく、乗鞍岳を満喫できました。

MIVROマツモトさんは富士ヒルに続き乗鞍でも自分とほぼ同じタイム。

今後は練習でもお世話になって、バチバチやっていければと思います。


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 この山菜きのこそばが絶品。

疲れた体に染み渡るおいしさでした。