DNF 富士スプリングエンデューロ
youtubeより動画を拝借。
初めてソロでエントリーした富士スプリングエンデューロ。
カテゴリーも初めてソロ180kmにエントリー。
気になるのは最近サドルのフィーリングがイマイチなことと、エネルギー切れを起こさないかどうか。
サドルに関しては少し角度と前後位置を調整し、なんとかいい感じにごまかし、補給に関しては事前に出場経験者にアドバイスをもらい、初めてであれば念の為多めにしておいた方が良いということなのでアマゾンでマグオンジェル８本購入。
前日になってしまったがCWSで変速系の調整もしてもらい、準備は万端。
スパカズの新しいバーテープも直前で導入。
天候は雨。ここは仕方ないので濡れるの覚悟で、着替えを持って自走で駅に向かう。
びちょびちょで到着し輪行準備が終わりかけた頃にKSMZさん到着。
結構ギリギリに着いたけどめちゃ準備が早いのかな？と思っていたら服はそのまま乗るらしい。Raphaのウォータープルーフジャージ、、、すごい。
目指すは足柄駅(静岡県)。御殿場線に乗り換えるとひたすら田舎の景色に、、、
前夜からの雨でしっとりしていてより趣がある雰囲気に。田舎っていいなあ。
電車の座席の足元のヒーターでひたすらシューズを乾かす。
足柄駅に着くと雨は止み、少し肌寒いがアームウォーマーやレッグウォーマーでしのげるレベル。緩い登りをだらだら登ると会場の富士スピードウェイに到着。オリンピックのゴール地点でレースができるのが楽しみで胸が高鳴る。
ピットに到着すると車載組はすでに着替えまで済ませていた。初めましてなODGさん、STさんとご挨拶し、試走へ。序盤は長い下りスタートで体感的には半分以上下り区間のようなイメージだった。後半、最後の最後がガッと登る感じでここで頑張りすぎると脚を使うが、その後の長いホームストレートのことを考えるとここで集団から遅れくことは避けたい部分なので頑張ることに。FKTMさん、OTAさんと走りながら体を温めていく。(寒すぎて全然暖まらなかった)
コース上で危険そうな箇所は二箇所。最初のコーナーと登りに入る前のコーナーは集団で突っ込むと場所、速度にとっては危なそうだった。
六時間のレースを考えてボトルは合計4本用意し、中身はbcaaドリンクに。マグオンは一本摂取して整列。
天気予報によれば早朝の雨は次第に止み、午後からは晴れ間が出る予定だった。。。
しかし現実は甘くなく、整列完了直後から降雨開始・・・どんどん下がる気温。
スタート時にはもう本降りだった。
開始前から雨が降っていたので集団の動きも全体的にスロー。安全第一で走行している感。先頭集団は特にその意識が強く、コーナー進入時には「ラインキープ！」と事前に声が飛び交い、意識確認をしていた。
周回数を重ねるごとに集団は絞れてきて走りやすくなってくるが、最後の登りがなかなかの負担。着いていけなくはないが最後までこの集団のペースを維持して登り続けるのは不可能と判断し、5周目あたりで離脱。戦略的撤退のつもりだった。
その後程よいペースの集団を探し、乗車。しかしこの集団、ダメだった。初めは自分にとってちょうどいいペースだったが彼らからしたら頑張って維持しているペースで、登りで一気にペースダウン。それでも頑張って登ろうとするからその後の平坦ホームストレートでは脚がなくローテ不能。
こんな集団にくっつてしまったがそれより少し上のペースを維持できる集団が来ないので乗り換えも不可能。フラストレーションを感じつつ程よく集団を引く羽目に。
ちょうど一時間が経過した頃、一度雨が止むタイミングがあった。このまま雨が止むのかなと一安心したのもつかの間。再度降雨。しかもさっきより大粒で痛い。30分経過時あたりから左腕の感覚がなく、ボトルも握れない状態だったので一旦ピットにエスケープ。回復してからレースに戻るつもりだった。
ピットに戻ると他のチームメイトたちはほぼ全員いて、中には着替えを完了している方もいたw 話を聞くと二周目でDNFを決めた人もいるらしい。この雨では危険との判断。自分もこれ以上は危険と判断しDNF。程なくしてKSMZさんやYMMTさんもピットインしてきて全員DNFが確定した。みんな大人だったってことだね。
後から放送が流れ、すべてのカテゴリーにおいて競技時間を二時間に短縮するとのこと。また低体温症の人が続出したので暖房の効いた部屋を解放。もっと早く判断できたんじゃないかなとは思いつつも大人の事情があるのだろうと腑に落とす。
自走と輪行できた自分とKSMZさんを他のチームメイトの方々が気遣ってくださり、車に乗せて帰ってもらえることに。帰りにみんなで地元の人気なラーメン屋さんを訪れ、暖かいラーメンで生気を取り戻した。めんまがデカイ。
それと今日感じたことはレーゼロナイトの制動力。特に雨の日のブレーキングはかなり安定していて走りやすかった。実証できてよかった。
YMMTさん、FKTMさん、乗せていただいてありがとうございました。
